山部という町

人物と車はCG合成です。

正確には山部という町は存在しない。
富良野市山部である。
地元では山部地区と呼ばれる。
富良野市街地から10数キロも離れているのでここが富良野であるという認識は地元民も観光客もともども希薄である。
いま気づいたが中心部から離れているから富良野という認識が薄いのではなく中心部と山部地区の間には主だった施設が何もないからそういう認識になるのだと気づいた。
山部が富良野中心部から10数キロ離れていてもその間に商店街やら住宅街やら商業施設やら何やらがいっぱい詰まっていれば山部も富良野の一部であると思えるのかもしれない。

一方で富良野から離れている利点も山部にはある。
山部は観光客が訪れることがあまりないので閑静です。
たまにバイクが裏道をけたたましく通り過ぎる以外は。
山部の利点は静かでのんびりできるのにその気になれば北海道随一の観光スポットに気軽に行ける点です。どこに行くにも近いです。
自転車で美瑛まで行けますし南富良野や占冠、トマムまで行って帰ってくることができます。
閑静な観光基地としては合格点です。
ただ宿泊施設や食事処はないに等しいですが。
コンビニは二軒あります。

山部名物は布部をちょっと過ぎたあたりから山部へと向かう国道沿いに存在するメロンの直売所です。
国道沿いに何軒ものメロンの直売所が軒を並べるのは壮観です。
夏になるといつも観光客でにぎわっています。
観光とは無縁の山部地区であってもその中心部を流れる国道は別です。
トップシーズンは田舎とは思えないほど混雑します。
国道は侮れません。自転車で走るのも怖いくらいです。

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