今ではメッチャ嫌われている石綿だけど、この町には実際かつての石綿の山があるんだから仕方ない。
あるものを無かったことにはできない、そういう日常だ。
西を見れば雄大で美しい芦別岳が視界に広がる山部だが、東を見れば否応なしにかつての石綿の山が目に入る。
石綿の山は山から一部緑が失われている。
そんな状態がもう半世紀は過ぎている。
私が生まれた時からこの山はこんなだった。
途中緑化の作業もなされたようだが、あまり効果的ではなかった。
写真は21年前だが、21年経った今も依然として緑は失われたままだ。
少しは緑の部分が増えたのかもしれないが全体としては緑が失われている状態だ。
でも、この町では石綿の山と共存していかなければならない。
あるものを無かったことにはできない。
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