山部駅は山の形

山部駅は山の形をしている。
きっと駅の後ろにそびえる芦別岳を意識したのだろう。
駅舎の向こう側には芦別岳がどっしりと構えている。

山部駅といえば昔は通学時には賑わっていたが、現在は学校に通う子供自体が減少し昔のように駅が賑わうことはない。
山部住人も富良野に行くときは鉄道ではなくバスを利用するようだ。
山部駅を通過する列車の本数が少ないからだ。

山部駅は山部地区の中心的存在である、あった？
駅を降りてすぐは山部の中心街だ。
商店が軒を並べていた。
農協がありかつてはいろんなお店が並んでいた。
パチンコ屋もあったし映画館もあった。
飲み屋も。

さらに前方に進んでいくと山部小学校がある。
運動会には多くの人が集まった。
でっかいグランドを群集が埋め尽くした。
歓声も埋め尽くした。

山部駅の裏側にはかなり離れて山部中学校があった。
裏すぐは木工場である。
かなり大きな木工場だ。だった？

駅裏側は芦別岳なので芦別岳登山の客は山部駅で降りて徒歩で芦別岳登山口へと向かう。向かった？
むかしむかしの写真で山部駅が登山客でごった返している写真を見たことがある。今となっては信じがたいが。
山部駅から芦別岳登山口までは数キロもある。
しかも緩い上りである。
芦別岳への登山者は駅を降りた時点でもう芦別岳登山を始めているのだ。