私が子供の頃、富良野がマスメディアに取り上げられることはほとんどなかった。
子供の頃の記憶でテレビで富良野を見た記憶はほとんどない。
少し大人になった私の記憶では富良野と言えばスキー場だった。
富良野と言えばワールドカップスキーだった。
その後富良野と言えば北の国からであり気づけば富良野と言えばラベンダーになっていた。
以上は私個人の印象であり事実とは異なるかもしれない。
今では富良野を表すワードには癒しと言うフレーズも加わっていると思う。
どちらかと言えば富良野は癒される場所であろう。
大自然の中にいれば人は自然と癒される。
富良野は大自然の宝庫である。
富良野は北海道の中心。
まるで母の胎内にでもいるかのように安心を感じるのかもしれない。
ラベンダーは紫色。
一面の紫色はそれだけで厳かで心が平坦になる。
そこにハーブであるラベンダーの香りが加わる。
視覚と嗅覚が幸福で同時に満たされる。
そしてさらに新鮮な空気で呼吸器官も幸福で満たされる。
自然との調和が人間としてのあるべき姿、そう心の奥底で感じるから人は大自然に癒されるのではないだろうか。